お客様に「くせ毛の乾かし方ってあるんですか?」と聴かれて、納得のいくように説明できず、もどかしさを感じたことはないでしょうか?
こんにちは!日本カットアカデミーの黒川です。
プロとして、何でも答えれる自分でありたいけど、知識不足で答えれなかったり、説明できなかったりすると、そんな自分にはがゆい思いをしますよね。
僕もそんな経験がたくさんあります。「ヤヴァイ!!」と冷や汗ものです。。。(笑)
でも、安心してください!この記事では、誰でも簡単にできる、くせ毛が収まる乾かし方をご紹介します。
このくせ毛の乾かし方をマスターすることで、プロとして自信を持ってお客様に説明することができます。
なぜかというと、なぜ?その乾かし方をするのかという理由を、理解できるように理論立ててこの記事で紹介しているからです。
そして、あなたが説明できるようになるだけでなく、お客様に喜んでもらうこともできます。簡単にお客様自身も出来ることなので、簡単にくせが収まるようにうなるからです。
この記事を読んで、くせ毛の乾かし方をマスターして、お客様にも喜ばれ、自信のある自分としてあなたが活躍していくことを願ってます。
くせ毛の乾かし方2つのポイント!
ポイント①毛流れに合わせて乾かす
くせ毛の乾かし方のポイントの1つ目は、毛流れに合わせて乾かすことです。
まず最初に、お客様の希望の分け目でわけて、毛流れ(毛の生え方)に合わせて乾かします。
毛流れに合わせて乾かす理由とは?
毛流れに合わせて乾かす理由は、毛流れにそって乾かすことで、余分なくせがつかず、おさまりやすくなるからです。
これが、くせ毛の乾かし方の最大のポイントとなります。くせがない方も基本的には、この乾かし方をします。
上記の写真の様に、毛流れに合わせて乾かした場合と、そうでない場合の仕上がりは全く違います。
くせがない髪質の方でも毛流れを無視して乾かすと写真の様にくせがでたり、はねたりします。
なぜ、毛流れを無視するとくせが出るのか?
人の毛流れは、下記の図のようにつむじを中心に前に向かって生えている場合がほとんどです。
その毛流れに対して、前からドライヤーをあてると下記の図や写真のようにCカールがついてしまい、はねやすくなります。
右利きの美容師が乾かすと、特に右側は、前からドライヤーをあてるので、右後ろも右サイドもはねやすくなりがちです。
そのため、ドライヤーは下記の図や写真のように、お客様に下を少し向いてもらい、後ろから前にむかってあてます。
そうすることで、くせがつかないので自然なおさまりの状態を作ることができます。
特に、くせ毛の方は、以下の写真の様に根元から毛先までの髪を真っすぐ伸ばすように、後ろから前に乾かしていくと良いです。
理由は、Cカールくらいのくせや緩やかなSカールくらいであれば、くせがなくなり自然に収まるからです。
前から乾かしたものと、後ろから乾かしたものは下記のように全然仕上がりが違いますね。ブローしなくても、乾かし方一つでこれだけ違うのです。
お客様へ提案の仕方
お客様に次のことを伝えながら乾かしてください。プロならではの提案ができます♪
「はねるのは気になりますか?」と、まず質問してください。そして、気になると言われれば、次のことを提案しながら乾かしてください。
「乾かすときは、下を向いて後ろから前に向かって伸ばすように乾かしてください。なぜかというと、髪の毛は前に向かって生えていて、それに対して前から風を当てると、
こんな風に(して見せる)カールがついてしまいます。それがはねや、くせの原因になるからです。そのため、後ろから前に伸ばすように乾かしてください。自然なブローになり、きれいにおさまります。」
ポイント②8~9割乾かす
くせ毛の乾かし方のポイントの2つ目は、8~9割乾かすことです。
理由は、完全に乾かした(10割)状態から、さらに熱を当ててブローをすると、髪の毛に必要以上に熱があたることで、次の3つのデメリットがあるからです。
- パサパサになる。
- 痛む。
- ブローの形がつかなくなる。
そのため、8~9割乾かして、残り、1~2割をブローしながら乾かして10割にするようにします。
3のブローの形がつかなくなると、くせの強い方は広がってしまいます。そのため、ブローで形が付くように乾かすということは大切なのです。
10割乾かすとなぜ?形がつかなくなるのか?
理由としては、髪の毛は「髪が乾くその時」に形が決まるからです。下記の図を見てください。
「髪が乾くその時」に形が決まるのは水素結合と呼ばれる髪内部の性質が関わっているためです。
この水素結合は、髪が濡れている・湿っているときは結びつきが切れており「もうちょっとで髪が乾く」といった時に固定され始めます。
そのため、生乾き状態で寝てしまうと、枕や寝返りの影響を受けて髪が曲がったり折れたりと寝ぐせを作ってしまうことになります。
お客様にもこのことを伝えて、乾かして寝るようにしてもらいましょう。
それだけでくせが全く違います。
最後に、ブローをして終わりになります。アイロンで仕上げる場合は、髪が9割乾いている方がおすすめです。濡れすぎていると髪の毛の中で水素爆発が起こり(ぱちぱち音がします)髪が痛むからです。
くせ毛の乾かし方まとめ
今回はくせ毛の乾かし方を紹介しました。
くせ毛の乾かし方のポイントは次の2つでした。
ポイント①毛流れに合わせて乾かす。
ポイント②8~9割乾かす。
ポイント①ではくせ毛のお客様には特に下記を提案してください。プロならではの提案ができますよ♪
「はねるのは気になりますか?」と、まず質問してください。そして、気になると言われれば、次のことを提案しながら乾かしてください。
「乾かすときは、下を向いて後ろから前に向かって伸ばすように乾かしてください。なぜかというと、髪の毛は前に向かって生えていて、それに対して前から風を当てると、
こんな風に(して見せる)カールがついてしまいます。それがはねや、くせの原因になるからです。そのため、後ろから前に伸ばすように乾かしてください。自然なブローになり、きれいにおさまります。」
ポイント②ではお客様に乾かすときは8~9割乾かしてブローしたりアイロンをすることを提案してください。
次の3つの理由も説明してあげると良いですね。
- 水素結合という髪の毛の形を決めている結合がある。
- 濡れるとその結合が切れて、乾ききる瞬間に結合がつながる。
- なので、8~9割乾かして、ブローやアイロンを入れることで結合をつなげると形がつく。
プロとして自信を持って説明してくださいね!簡単にできる内容なのでお客様も納得して喜ぶと思います。
あなたの活躍を応援しています♪
動画でもわかりやすくまとめていますのでご参照ください。
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