「カットが出来るようになりたい!」
そう思いつつ、こんなことを感じていませんか?
✅カットを勉強したくても、何から練習したらいいかが分からない
✅どうやって練習したらいいかわからない
✅なかなか練習する時間が取れない
カットをできるようになりたいと思っても、まず何からどのように勉強したらいいか、悩んでしまいますよね。
しかも家庭を持っている方は、営業後にお店で遅い時間から練習をスタートするのは、
練習時間の確保もむずかしいと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今の時代はYouTubeやSNSでも多くの美容師の方がスタイルの切り方を発信しています。
無料でも様々な切り方を学べる便利さはありますが、
それだけではカットできるようになりません。
なぜなら、そのスタイルの切り方はわかってもそれ以外のスタイルは切れないからです。
切り方だけ学んでも、カットの仕組みを教えてもらうわけではないので、
いつまでたっても できるようにはならないのです。
カット理論をしっかりと習得しているという状態でなければ、
幅広い技術を動画だけで理解することはできません。
この記事ではそんなお悩みを解決すべく、
これまでカットスクールとして、20年間で20~70代の初心者3,000名以上指導した実績から、
受講生から伺ってきたお悩みを元に、
カットが出来るようになる効果的な練習方法についてまとめています。
このカット練習を実践することで、カットの練習方法に悩むことがなくなるだけでなく、
カットに自信を持って、美容師人生をより楽しむことが出来るようになります。
是非記事をみて、早速カット練習に取り組んでみましょう。
目次
1,これをしていたら遠回り?!カット上達を妨げる非効率な練習方法
まず、練習の仕方に入る前に次のことを確認しておいてください。
こんな練習の仕方していませんか?
- YouTube動画や本を参考にヘアスタイル作りの練習ばかりしている
- 自分でのチェックの仕方が分からないままなんとなく練習している
もしあなたが、カット理論を曖昧に理解している状態で、
こんな風にカット練習をしていたら、やめることをおすすめします。
なぜならこういった練習方法は統一性がなく、
いつまでも切り方迷子になってしまうからです。
一生懸命、動画などで学んでいるはずなのに、一向にカットに自信がつかないのには理由があります。
カット理論が曖昧な状態でスタイルごとの切り方を学んでいると、
スタイルごとに切り方が違うので、なぜ?そのようにカットするのかという根拠がわからず、学べば学ぶほど混乱します。
また、切り方だけわかっても、カットのチェック方法もわからないので、
できているかどうかの判断が出来ず、『できた』という自信には繋がりません。
動画や本での学びは決して悪くはありませんが、
非効率であるということを心にとめておきましょう。
2、お悩み別、おすすめのカット練習方法7選
それではお悩み別で、おすすめのカット練習方法を見てみましょう。
お悩み別練習方法
①何から練習したらいいか分からない
②どうやって練習したらいいかわからない
③練習する時間がとれない
④カットを教えてもらえない
⑤流行のスタイルが分からない
⑥ブランク明けでカットを忘れてしまった
⑦カットが出来るようになるか不安…
お悩み①何から練習したらいいか分からない
何から練習したらいいか、勉強の手順を悩んでいる方は、下記の手順で練習することをおすすめします。
STEP1.カットの基礎理論・基礎技術の習得
STEP2.スタイル作り
STEP3.カット技術の応用
STEP1.カットの基礎理論・基礎技術の習得
まずカットの基礎理論、基礎技術から練習することをおすすめします。
なぜならカットの基礎理論・基礎技術の習得が、
自由にカットできるようになる土台となるからです。
カットの基礎理論・基礎技術を習得して、カットの仕組みを理解することから始めましょう。
STEP2.スタイル作り実践
カットの基礎理論・基礎技術を習得したら、次にスタイル作りに取り組みます。
ショート~ロングスタイルまであらゆるスタイルを写真を見て、写真と同じスタイルが切れるかどうかカットします。
カットの仕組みを理解した上でスタイル作りに取り組むことで、
スムーズにスタイルを作り出せるようになります。
STEP3.カット技術の応用
色々なスタイルを作れるようになったら、技術の応用を学び、練習します。
質感調整や似合わせ理論、骨格補正のカット技術を身に付けることで、
お客様のご要望以上の、感動を与えるカットを提供することが出来るようになります。
お悩み②どうやって練習したらいいかわからない
どうやって練習したらいいか分からないとお悩みの方に、前章でお伝えしたおすすめの練習順で、具体的な練習方法を紹介します。
STEP1.カット基礎理論・基礎技術
基礎理論と基礎技術は、ベーシックスタイルを通して学びます。
カットのベーシックスタイルは、大きく分けると次の3つです。
- ワンレングス
- グラデーション
- レイヤー
ワンレングス・グラデーション・レイヤーは、次の定義で分類分けされます。
この3つに加えて、刈り上げをトレーニングします。
では早速カット練習!…と、その前に。
カット練習を始める前に身につけたいこと。
それは、正しい姿勢・シザーワーク・コームワークです。
なぜなら、姿勢・シザーワーク・コームワークが正しく身についていないことで、
左右対称に切れない、カットに時間がかかる、きれいなカットラインを出せない等の
様々な影響があるからです。
正しい姿勢・シザーワーク・コームワークについては、こちらの動画を見て練習しましょう。
※マスターカットコース講義の1部抜粋動画となります。
それではカット練習に取り組みましょう。
■ワンレングス
【基礎理論】
ワンレングスは、一番内側に来ている髪の毛と、一番外側に来ている髪の毛のカットの切り口に段差のない状態のスタイルを指します。
また、髪の毛を縦スライスで引き出した時に、0度で切り口がスクエア(四角)になります。
ワンレングスは、次の3つの髪の仕組みを理解していないとキレイに切ることが出来ません。
1.髪の毛は収縮する
2.髪の毛の毛流れによって仕上がりが変わる
3.分け目によって仕上がりの左右の段差が変わる
これらを理解していないと、段差が入ってしまったり、カットラインに穴があくからです。
これらの仕組みを理解することで、キレイなワンレングスを作ることが出来るようになります。
【ワンレングス練習】
※マスターカットコース講義の1部抜粋動画となります。
推奨練習回数:5〜10回(通し練習)
ワンレングスをカットする上で重要なのは、次の5つです。
- 目線をカットラインに合わせる
- コーム・指・シザーは全て平行に
- 収縮率を考慮する
- 分け目と毛流れに合わせてカットする
- チェックする
ポイント①目線をカットラインに合わせる
カットする際は、カットラインと目線を合わせます。
なぜなら、計量カップ同様、目線を合わせないと正しいラインが見えないからです。
必ずカットラインまで目線を下げてカットしましょう。
ポイント②コーム・指・シザーは全て平行に
カットする際に、コーム・指・シザーが全て平行であるか確認しながらカットを進めます。
どこか平行でないところがあれば、真っ直ぐなラインは切れないからです。
次の3つの手順でカットしましょう。
手順1 パネルをシェープしたコームの平行を確認する
手順2 コームに平行に指を入れる
手順3 指に平行にシザーを入れる
ポイント③収縮率を考慮する
髪を濡らしてカットする場合は、髪の収縮率を考慮してカットします。
なぜなら髪は濡れると膨潤して長さが伸びて、乾くと縮み上がる性質があるからです。
具体的にどう考慮するかというと、次の2つです。
1.インサイドグラデーションデーションでカットする
バックをカットする際は、インサイドグラデーションでカットします。
なぜならインサイドグラデーションを入れずにカットすると、乾かした時に表面が短くなり、段が入るからです。
特に頭の出っ張りのあるエリアまでが影響を受けやすいので、
頭の出っ張りのあるところまでは、えりあしの生え際から真下に降りたところまで押してカットします。
そうすることで、表面にいくにつれ長くなり、
乾かして縮み上がることで真っ直ぐのラインとなります。
2.バックサイドは前下がりにカットする
バックのバックサイドのパネルは、緩やかな前下がりになるようカットします。
なぜなら、バックサイドのパネルの髪の毛は、耳後ろの髪の毛が縮み上がり、穴が開きやすくなるからです。
具体的には、バックサイドのパネルの髪の毛は、耳後ろからおりてくる髪の毛と、みつえりの髪の毛が同じパネルに含まれます。
平行なラインでカットすると、みつえりの髪より耳後ろの髪が長いので収縮率が高くなります。
そこで前下がりでカットすることで、乾かして縮み上がった状態でちょうど床平行となります。
前下がりにするために、バックサイドのパネルの面は、バックセンターのパネルの面の延長まで引いてカットしましょう。
ポイント④分け目と毛流れに合わせてカットする
分け目と毛流れをみて、きれいなワンレングスを作るために、はじめにトリプルペースを分けとりましょう。
なぜなら、トリプルベース内に分け目や、毛流れをつくるつむじが含まれるからです。
トリプルベースの髪の毛は、全てのカットが終わったら、分け目に合わせてドライしてからカットしましょう。
ポイント⑤チェックする
必ずパネルごとで左右の長さをチェックします。
細やかにチェックすることで、どこからカットラインのズレができたのかを明確に知ることが出来るからです。
正しくチェックするために、目線は離してチェックしましょう。
■グラデーション
【基礎理論】
グラデーションは、内側の髪の毛と外側の髪の毛に密な段差のある状態です。
また、髪の毛を縦スライスで引き出した時に、90度未満で切り口がスクエア(四角)になります。
仕上がりのフォルムに合わせて、カットする角度を明確に設定する事が必要です。
なぜなら仕上がりのフォルムに左右差ができてしまうからです。
縦スライスで引き出した際の、切り口がスクエアになる角度が、
低いほど髪の毛の重なりが出来、厚みのある重いフォルムになります。
高いほど髪の毛の重なりが減り、厚みのない軽いフォルムとなります。
求めるフォルムに合わせて、明確に角度を設定した上でカットすることで、
均等なフォルムでスタイルを作ることが可能です。
【グラデーション練習】
※マスターカットコース講義の1部抜粋動画となります。
推奨練習回数:20~26回(通し練習)
グラデーションは、45度グラデーションボブで練習をします。
45度グラデーションボブをカットする上で重要なのは、次の5つです。
- 横スライスで正しく45度に引き出す
- ガイドに合わせてカットする
- 狙い通りのブロッキングを取る
- パネルを中心直角方向に引き出し、切り口がスクエア(四角)でカットする
- 縦スライスで点とガイドを合わせながらカットする
ポイント①横スライスで正しく45度の角度に引き出す
まずは横スライスで正しく引き出すことを身に付けます。
横スライスでカットする際に、正しく45度の角度※に引き出しカットします。
45度に引き出す際は、頭の丸みを見ずに壁があると考えて、90度と0度の間である45度に引き出します。
理由は、頭皮に対しての角度設定をすると、骨格の違いでフォルムに違いが出来てしまうためです。
壁があると考えて角度設定をすることで、骨格関係なく同じフォルムを作ることが出来ます。
頭頂部に近づくにつれて角度を上に持ち上げやすくなるので注意しましょう。
※角度とは…パネルの対しての上下の動き
ポイント②ガイドに合わせてカットする
ガイドを見ながら、ガイドに合わせてカットすることを身に付けます。
パネルを切り進めていく際には、手前で切ったパネルをガイドとして、ガイドに合わせてカットします。
カットラインをきれいにつなげるためです。
パネルに合わせてカットする際には、ガイドの切り口がきれいにそろう角度に
引き出された状態でカットするようにします。
パネルを引き出した際にガイドの切り口がそろわない状態は、
引き出しの角度が違っている状態だからです。
引き出す角度を同じ角度にして、ガイドの切り口がきれいにそろった状態を確認してから
カットしましょう。
ポイント③狙い通りのブロッキングを取る
狙い通りのブロッキングを取ることを身に付けます。
バックはブロッキングの取り方によって、ボリュームの位置をコントロールします。
床平行、前上がり、前下がりなど、仕上がりのボリュームの位置に合わせてブロッキングを取りましょう。
前上がりや前下がりに取る際は、具体的な角度を決めて分けとるようにします。
理由は、左右差なく手早く分けとることが出来ることと、
次回以降も同じスタイルを再現することが出来るからです。
また、ブロッキングを取る際は必ずブロッキングラインに目線を合わせて分け取りましょう。
目線の高さがあっていない状態でブロッキングをとると、狙った角度でラインが取れないからです。
目線をブロッキングラインに合わせ、まずはコームでブロッキングラインをイメージし、
そのライン通りにブロッキングを取りましょう。
ポイント④パネルを中心直角方向に引き出し、切り口がスクエア(四角)でカットする
正しい方向に引き出してカットすることを身に付けます。
バックのミドルセクションを切り進める際は、パネルの中心が直角になる方向※に引き出します。
パネルの中心が直角になる方向でカットすることで、左右の長さを合わせることが出来るからです。
パネルの中心が直角になる方向に引き出されていることが確認出来たら、
引き出し対して直角に指で持ち、指に平行にシザーを入れましょう。
※方向とは…パネルの対しての左右の動き
ポイント⑤縦スライスで点とガイドを合わせながらカットする
縦スライスで、正しく引きだすことを身に付けます。
アンダーセクションは、左右からセンターに向かって切り進めます。
1パネル目、上の点と下の点を縦スライスでオンザベースでつなぎます。
2パネル目以降は、手前で切ったパネルをガイドとして、
これから切るパネルの上の点と下の点の2つの点と、ガイドがそろう角度でカットします。
点とガイドがそろう角度でカットすることで、横のパネルのラインがきれいにつながるからです。
点とガイドがそろわないところでカットをすると、ラインを切り込んでしまうので
注意しましょう。
■レイヤー
【基礎理論】
レイヤーは、内側の髪の毛と外側の髪の毛に幅の広い段差のある状態です。
また、髪の毛を縦スライスで引き出した時に、90度以上で切り口がスクエア(四角)になります。
グラデーション同様、仕上がりのフォルムに合わせて、カットする角度を明確に設定する事が必要です。
なぜなら仕上がりのフォルムに左右差ができてしまうからです。
縦スライスで引き出した際の、切り口がスクエアになる角度が高くなるほど
パネルの表面にくる髪は短く、パネルの下の位置にある髪は長くなります。
求めるフォルムに合わせて、明確に角度を設定した上でカットすることで、
均等なフォルムでスタイルを作ることが可能です。
【レイヤー練習】
※マスターカットコース講義の1部抜粋動画となります。
推奨練習回数:20~26回(通し練習)
レイヤーは、セイムレイヤーで練習をします。
セイムレイヤーをカットする上で重要なのは、基本的には45度グラデーションボブと同様となります。
違う点はミドルセクションの引き出す角度は90度となりますので、正しく90度に引き出すことを意識しましょう。
【トップセクションも安定したシザーワークで】
トップセクションは引き出す角度が高くなるため、
手の甲側に髪を出して切る『上切り』がおすすめです。
無理のないカットフォームでカットできるからです。
上切りの場合も、シザーを固定させてカットすることでカットラインが安定します。
左側をカットする場合は手の平が外側に向くアウトサイドカットで、左手中指を人差し指の上に少し乗せて、中指にシザーの静刃をつけてカットします。
右側をカットする場合は手の平が自分側に向くインサイドカットで、左手人差し指を中指の上に少し乗せて、人差し指にシザーの静刃をつけてカットします。
安定したシザーワークで、安定したカットラインを作りましょう。
※マスターカットコース講義の1部抜粋動画となります。
■刈り上げ
推奨練習回数:10~20回(通し練習)
刈り上げは、スポーツ刈りで練習をします。
スポーツ刈りの切り方は、下記の記事で紹介しています。
こちらの記事を参考に、トレーニングをしましょう。
STEP2.スタイル作り実践
カットの基礎理論・基礎技術を習得したら、スタイル作りをしましょう。
スタイルを迷うことなく作れるようになるには、スタイルの切り方を習得する必要があります。
なぜならベーシックカットができるようになっただけでは、幅の広いデザインを作り出すことが難しいからです。
スタイルの切り方は、YouTube動画や、オンライン含む単発セミナーなどで学ぶことが出来ます。
ですが先に述べたように、人によって切り方が違うため混乱しやすく、習得までに時間がかかります。
迷うことなくスタイル作りできるようになるには、
『スタイル作りの基(もと)となる理論』を習得することがおすすめです。
さまざまなカット理論が体系化され、作られた理論だからです。
スタイルの基(もと)となる理論を習得することで、どんなスタイルでも見た瞬間にパッと切り方が思い浮かぶようになります。
後はその切り方に沿って正しく引き出してカットするトレーニングを重ねていきます。
『スタイル作りの基(もと)となる理論』は、日本カットアカデミーで習得する事ができます。
是非体験会にご参加下さい。
STEP3.カット技術の応用
色々なスタイルを作れるようになったら、技術の応用を学び、練習します。
質感調整や似合わせ理論などは、単発セミナーの受講がおすすめです。
なぜならヘアスタイルのベースカットができるようになれば、技術の軸が出来上がるので、軸がブレずに他の技術習得が可能となるからです。
オンラインのセミナーは場所を問わず参加可能なのでおすすめです。
参考:初心者必見!2つの理論でスタイル提案ができる!美容師 提案力講習
お悩み③練習する時間がとれない
練習する時間が取れないとお悩みの方は、練習するための具体的な行動計画を立てましょう。
理由は、練習時間を先に決めてしまうことで、他の行動はそれに合わせて調整しようと働くからです。
計画を立てる際は、『何日の何時から何時まで』というように日時と終わる時間までを決めましょう。
より具体的な計画であると、曖昧な計画よりも目標達成されやすいからです。
それでも計画が立てられないという場合は、下記の3つのポイントを元に計画を立ててみましょう。
ポイント①ある1日の行動を記録する
平日もしくは休日の1日の行動を記録します。出来る限り細かく記録するようにしましょう。
ポイント②行動を振り返り、無駄なところや省けることろがないかを確認する
記録を振り返り、ネットサーフィンなどの無駄な時間があるかを確認します。
同時にそれにどれだけの時間が使われているかも確認しましょう。
そして普段している行動の中に、捨てられること・任せられること・緩められることがないかをみつめて、カットできる行動を決めます。
例:ネットサーフィンをやめる(捨てる)、子供の世話を夫に任せる(任せる)、毎日の掃除を2日に1回にする(緩める)
ポイント③1週間の行動計画を立てる
具体的な行動計画を立てる際は、次の3つのステップで行動計画を立てます。
STEP.1
決まっている予定や、必ずやらなければいけないことを埋めます。
例:仕事の時間、子供の送り迎え、毎日の食事作り等
STEP.2
カット練習の予定を埋めます。
始まりの時間と終わりの時間まで決めます。
STEP.3
その他の行動を埋めます。
練習なくしてカット上達はありません。
練習時間を決めて、実行しましょう。
お悩み④カットを教えてもらえない
カットを教えてもらえない場合は、カットの指導を受けられるカット講習に参加されることをおすすめします。
独学でプロとしてお客様にカットができるようになることはないからです。
カットの基礎からスタイル作りの理論までしっかり学んではじめて、プロとしてのカットが出来るようになります。
お悩み⑤流行のスタイルが分からない
流行のスタイルが分からないとお悩みの方は、SNS等を活用しましょう。
SNSは新しい情報が更新され続けるので、お客様に需要のあるスタイルの傾向を見ることが出来るからです。
また、ファッションのコレクションを参考にしてみてください。トレンドを押さえることが出来ます。
お悩み⑥ブランク明けで、カットを忘れてしまった
ブランク明けでカットを忘れてしまった方は、カットの基礎からスタイル作りの理論まで学ぶことをおすすめします。
理由は、カットを忘れたという大半の方は、感覚的にカットをしていた方だからです。
感覚でカットしていると、期間があくと感覚は忘れてしまいます。
そのため、カットの基礎から理論まで学んでください。
カットの仕組みや理論を理解してカットをしていた方は、
期間があいても、最近のスタイルを数スタイル、ウイッグで切るだけでブランクを取り戻すことが出来ます。
最近のスタイルを切ることで、確認ができるので問題なく復職することが出来ます。
お悩み⑦カットができるようになれるか不安…
カットができるようになるか、不安を感じている方は、
カットの指導を受けられる講習に参加することをおすすめします。
なぜなら、カットに対してできていること・できていないことが明確になり、
できていないことの改善方法が明確になるからです。
そして、できなかったことの改善が繰り返されることで、カットができるようになります。
私たちの講習に参加される初心者の方々の多くは、
『カットできるようになるかな?』と不安を抱えて参加されます。
その状態から、ご自身のカットに対して正しいチェックの仕方を学び、
できていないことの理由を講師と共に明確にすることで、
効率的にカットの上達に結びついています。
3,まとめ
いかがでしたか?
この記事をまとめます。
■YouTube動画などを参考にスタイル作りの練習ばかりしていても、根拠が分からない上チェックの仕方も分からず、切り方迷子になりやすい!
■何から練習したらいいか分からない場合は、①カットの基礎理論・基礎技術→②スタイル作り→③カット技術の応用の順で練習することがおすすめ。
■どうやって練習したらいいかが分からない場合は、カットの基礎技術を理論を踏まえたうえで反復練習する。
スタイル作りは、『スタイル作りの基(もと)となる理論』を習得することがおすすめ。
■カット技術の応用を習得するには、単発講座の受講がおすすめ。
■練習する時間が取れない場合は、練習する行動計画を立てる。
■カットを教えてもらえない場合は、カット講習に参加する。
■流行のスタイルが分からない場合は、SNS、ファッションのコレクションを参考にする。
■ブランク明けでカットを忘れてしまった場合は、カットの基礎からスタイル作りまで学び直す。
■カットが出来るようになるか不安な場合は、カット講習に参加する。
この記事を読んだあなたが、カットに自信を持ち、美容師として自分らしく活躍されることを願っています。
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