大人ボブ切り方！カット講師が３ステップでわかりやすく解説

今回は、春におすすめしたい、ラフな大人ボブの切り方を３ステップで簡単に作れるようにまとめました。
大人ボブの切り方がわかるだけでなく、季節に合うスタイルについても紹介しています。

是非、カット技術の向上に役立ててください。

大人ボブ切り方動画

黒川興嗣

ご覧いただきありがとうございます。日本カットアカデミーの黒川です。

 

くびれ×切りっぱなしがポイント！春におすすめしたい、ラフな大人ボブの切り方を、３ステップでスタイルが作れるRPC理論®でカットしています。

※RPC理論®は日本カットアカデミーが考案したカット理論です。３ステップでショートからロングまであらゆるスタイルを簡単に作ることができます。

３ステップとは次のステップです。

STEP① アウトラインをカットする
STEP② RP®を中心に放射状に段を入れる
STEP③ コーナーチェックをする
※RP®・・・ルーツポイント。髪を自然にとかし下した時の後ろの正中線上の表面の髪の毛。

動画で大人ボブの切り方を解説していますのでご覧ください。

大人ボブ切り方のポイント

黒川興嗣

今回の大人ボブのポイントは、
以下の2つです。

春におすすめのミディアム設定

春はミディアムの長さ設定がおすすめです。

春にミディアムをおすすめする理由は、春の服装とのバランスがいいからです。

冬は首周りの厚い服装になるので、短いスタイルにすることで、収まりやバランスが良くなります。

それに比べ春は軽装になるので、長さがあってももたつきがありません。

且つ長さがあることで髪の動き・表情がつけやすくなるので、

軽さのある春の服装にマッチする長さ設定となります。

季節に合わせた年間を通してのトレンドを踏まえた提案プランがあると、提案がしやすくなります。
季節ごとのトレンドスタイルは、オンラインサロンで学ぶことが出来ます。
詳しくは下記をご参照ください。

参考:「日本カットアカデミーオンラインサロン」

重すぎず軽すぎない量感で、春らしさを演出

毛量調整は、重すぎず軽すぎないナチュラルな量感で春らしさを演出しています。

毛量に関しても長さ設定同様、春の服装とのマッチングを意識すると、

冬ほど重くなく、夏ほど軽くない、ナチュラルな量感にすることでバランスが取れるからです。

具体的には、セニングをの長さの2分の1から入れることで全体の軽さを出します。

アウトラインの毛先はすかずに切りっぱなしの重さを残すことで、軽すぎず重すぎないナチュラルな量感に仕上げています。

黒川興嗣

例えばベースカットは全く一緒で、
毛量調整を毛先まで先細りになるような軽さを出せば、
初夏～夏向けなスタイルになりますよ。

セニング理論を知っていると、効率的に毛量調整することができます。セニング理論を詳しく知りたい方は下記をご参照ください。

参照：「これで解決！セニング入れ方が分かる！オンライン講習」

大人ボブの切り方のレシピ

■STEP１　アウトラインをカットする

バック
BC：肩下5cm