今回は、ボブ切り方を3ステップで簡単に作れるようにまとめました。ボブの切り方がわかるだけでなく、今回はツヤを出すポイントもまとめました。
是非、カット技術の向上に役立ててください。
目次
ボブ切り方動画
ご覧いただきありがとうございます。日本カットアカデミーの伊藤です。
40代50代におすすめの艶ボブ切り方を3ステップでスタイルが作れるRPC理論®でカットしています。
※RPC理論®は日本カットアカデミーが考案したカット理論です。3ステップでショートからロングまであらゆるスタイルを簡単に作ることができます。
3ステップとは次のステップです。
STEP① アウトラインをカットする
STEP② RP®を中心に放射状に段を入れる
STEP③ コーナーチェックをする
※RP®・・・ルーツポイント。髪を自然にとかし下した時の後ろの正中線上の表面の髪の毛。
動画でボブを解説していますのでご覧ください。
ボブ切り方のポイント
今回のボブのポイントは次の2つです
ポイント①ウィービングスライドで毛量調整することによりツヤ感がアップ
毛量調整の際にセニングではなくスライドカットで毛量調整することにより、ツヤ感を残すことができます。
ベースはウエイトの低い落ち着いた印象の丸みボブ。
パサつきやすいエイジング毛にはウィービングスライドでの毛量調整が有効です。
エイジングにより髪質の変化を感じる世代へは、ウィービングスライドでの毛量調整がおすすめです。
なぜならばウィービングスライドは束ごと毛量を削るため、残った毛束はそのままツヤが残るからです。
セニングの場合はシザーを開閉するたびに短い髪の毛が生まれるため、髪質によってはパサつくことがあります。
なのでパサつきがちなエイジング毛にウィービングスライドを使うことで、ツヤ感を残すことができ、結果として若々しい印象を与えることができます。
スライドカットを身に付けると、質感を表現する幅が広がります。スライドカットについては下記をご参照ください。
参照:「自在に髪の質感をコントロールできる!スライドカットの3つのやり方」
ポイント② 毛先が内巻きに入るように方向性をつけて収まり良く
毛先に方向性をつけるチョップカットを施すことで、自然に内巻きに収まりやすくなります。
髪の毛は削り取った側に髪が流れる習性があるからです。
内側のラインが削られるようにチョップカットをすることで内巻きに収まりやすくなります。
毛先のラインをぼかしながらも、収まり良く出来ますよ!
今回のボブのレシピ
■STEP1 アウトラインをカットする
バング(小顔バング)
長さ:目と眉の間~上唇と鼻の間
幅:目尻
ライン:黒目の外側まで床平行、目尻にかけて下に下がるライン
サイド
SB:バックセンターから床平行
SF:顎下6cm
バック
BC:生え際下7cm
■STEP2 段を入れる
RP®:アウトラインより2cm短い
■STEP3 コーナーチェックをする
バック:丸み
フロント:丸み
■毛量調整
全体:毛先の3分の1にウィービングスライド
毛先:3cm前後に内巻きに方向性をつけるチョップカット
どんなスタイルも、迷わず切れる
このRPC理論®を学ぶことで、
色んなスタイルを簡単に作れるようになります。
その理由は、カット理論を体系化しているからです。
通常カットはスタイリストが100人いたら100通りの切り方があるくらい、人によって切り方が異なります。
そんな切り方が異なるカットを、日本カットアカデミーでは、わかりやすく3つの理論に体系化して集約しました。その3つのうちの1つがRPC理論®です。
体系化されているので、どんなスタイルでもスタイルの作り方がわかり、自分で考えてスタイルが作れるようになります。
この機会に是非、アカデミーの体系化されたカット理論を学んで、自信をもってカットできる自分を手に入れませんか?
理論を学ぶ2つの学び方
日本カットアカデミーでは、次の2つの学び方があります。
・オンラインカットコース
・対面カットコース
オンラインカットコース
オンラインカットコースは、あなたに合わせて、マンツーマンでしっかり学べるコースになっています。
なぜしっかり学べるかというと、オンラインを基本に、あなた専用の講師がついてマンツーマンで学ぶことができるからです。
基礎~応用はもちろんのこと、トレンドスタイルやカウンセリング実習、訪問美容のカットなど、カットの全てを学ぶことができます。
詳細は下記をご参照ください。
参考:「今ならお試し体験実施中!オンラインカットコース詳細」
対面カットコース
対面カットコースは、短期間でカットを学べるコースになっています。
複数人のスクール形式で学ぶコースで、基礎から応用までを最短7日間で学ぶことができます。
詳細は下記をご参照ください。
参考:「今ならお試し体験実施中!対面カットコース詳細」
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